妊活クライシスとは・・・
「赤ちゃんがほしい」と強く願うばかりに、ますます相手を責め、自分を責め、夫婦の不信感が募ります。これが「妊活クライシス」です。
「なんで子供ができないの?」「もしかして不妊」「誰に問題があるの?」「どこに問題があるの?」
ついついその答えを見つけ出そうとして焦ってしまいます。焦れば焦るほど、夫婦間の溝が深まり関係性が悪化してきます。
妻が真剣に悩んでいるにもかかわらず、夫が楽観的だったり、当事者意識が薄かったりすると二人の間には、温度差が生じます。
こうなるとますます妊娠しにくくなる条件がそろってくるのです。
赤ちゃんが欲しいのになかなかできない時は、男性よりも女性の方が、焦りや不安は強くなるものです。
今まで、子供ができて当然と思っていたのにも関わらず、急にやってきた「不妊」
女性は誰でもなかなか受け入れることができません。女性としても、自分の存在さえ揺らくことがあります。
それくらい不安になります。不安になって当然なのです。
一方の男性は、そんなことはあまり理解しようとは思いません。
男性がするべきことは、女性の不安やつらさを少しでも理解してあげる姿勢を見せることです。
ここで間違ってはいけないのは、男性は、女性にアドバイスをするのではありません。
話を最後まで聞いてあげてください。
確かに早く赤ちゃんが欲しいと焦ってしまいます。
そんな時は、少し冷静に、将来どんな夫婦でいたいのか、二人だけで楽しむことはできないのかなどと、少し先の話をするのもいいかもしれません。
夫婦に、必ず子供がいなければいけないというわけでもないし、二人だけの時間をもっと大切に過ごすことも夫婦の形です。
赤ちゃんができるまで、少し時間があるのであれば、その時間は夫婦お互いの感謝と尊敬の時間です。
きっとこれから生まれてくる赤ちゃんがくれた時間なのかもしれません。
そのためにも妊活クライシスにならないように気を付けてください。
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