女性には、大体どれくらいの数の卵子があるのでしょう
ちょっと興味が有ったので、私自身ネットなどで調べてみました。
せっかく調べたので、自分だけ知っていても持ったいないので、ここに書いてみます。
卵子は胎児のときにすでに作られていて、それ以降は、増えることはないそうです。
人間も歳をとるのと同様に、卵子も年齢をとるそうです。
卵子を若返らせる技術も残念ながらまだないそうです。これは人間が歳をとっていくのと全く同じ過程ですね。
人を若返らせることができないように、卵子も若返らせるようなことはできません。
歳をとってくると、卵子も着床ができなったり、きちんと細胞分裂せず成長が止まったり、流産する可能性も高くなるそうです。
女性が最も卵子を持っている時期
女性が一番たくさんの卵子を持っている時期は、「胎生20週(妊娠22週)のころ」だそうです。
なんとこの時点で、卵子の数は700万個にもなるそうです。ここからどんどん減っていきます。生まれるときには200万個に、思春期の頃には30万個になります。
そこから月に1個のペースで排卵を続けます。
閉経までに40年あるとして、その間に排卵される卵子は480個です。残った数十万個の卵子は、出番なく寿命を迎えることになります。
逆を言えば、これくらいの卵子がなければ、元気で正常な卵子を排卵させることができないという事ではないでしょうか。
それほど卵子の「質」がよくなければちゃんと妊娠してくれないのです。
排卵の際には、最も成熟した卵子が選ばれる訳です。
この選ばれる候補は20代で30個~40個、30代になるとその数が減りだして、40代になるとなんと2~3個というケースも出て来るそうです。
排卵される卵子の候補が少なくなれば、それだけ健康な卵子が排卵される確率も下がってきます。それに伴い妊娠する確率も減ってくという訳です。
そうやって歳を重ねると、元気な卵子はどんどん減ってくるのです。
「健康な卵子」という点でいえば、卵子の数がいくらあっても、年齢による卵子の「質」の低下により、妊娠することは、難しくなるのです。
確かに40代以上でも妊娠をすることはできますが、数字の上からでも厳しいものになっています。
例え妊娠したとしても、不妊治療によって妊娠した女性の流産率は35歳で20%、41歳の時点では40%にまでもなります。
46歳以上で、不妊治療した方で妊娠した人のうち8割以上の人が流産をするという結果に「たとえ体外受精をしても、卵子そのものが老化していたり、加齢した子宮が胎児を育む環境として対応できない場合がある」そうなのです。
一方母体にも高血圧や妊娠中毒症や胎児に染色体異常、出産時の大量出血などのリスクも増えます。
そういうことからも妊娠の適齢期は20歳~34歳くらいまでと言われています。
仕事などで忙しい女性も多いでしょうが、まずは、20歳~34歳までにこどもを生むことができるようなライフプランを立てることで、子供を出産できるのではないでしょうか。
早めに計画をたてておくといいともいます。
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